ローソンのコーヒーって美味しいですよね!
ローソンのマチカフェは『待ち』カフェであるなんてピリッとした皮肉もあったりしますが、美味しいんだからいいじゃんって私は思ったりします(笑)
でもでも、待たないマチカフェもあるんですよ。そう、ごく一部の店舗にしかありませんが、ローソンにもセルフ式コーヒーが導入されているんです!
今回は、店員さんが入れてくれた通常のコーヒーとセルフ式コーヒーを飲み比べて、どんだけ味が違ったのかという記事を書いてみました!
セルフコーヒーマシンが導入されている店舗は?
出展:http://pa-factory.com/post-1997/
美味しいコーヒーを手渡しするというのがマチカフェのこだわりなので、セルフマシンはそれに反するような気がします。では、そんなこだわりに反する気のするセルフコーヒーマシンは、いったいどんな店舗に導入されているのでしょうか。
私の地元近郊で導入を確認できたのは2店舗。立地を見てみると、一件は交通量の多い国道沿い。今回、取材にお邪魔したこちらの店舗は、取材中に観光バスが何台か止まって、トイレ休憩にも利用されていました。
そのついでに、お客さん方が食料などを買っていきます。局地的に客数が増えるような店舗ですね。
もう一件も客数が半端じゃありません。3台(4台だったかも)あるレジには、常時列ができて途切れません。1件目の店舗よりさらに客数が多いです。
従業員も常に飲料補充しているようで、冷蔵庫内で待機したり、おにぎりやサンドイッチも、出しても出してもすぐに棚があいてしまうので、この品出しにも2人ほど待機しています。
そのような店舗にセルフマシンはありました。ちなみに、この店舗には店員手渡しのマチカフェはなく、セルフマシンのみです。
このようなことからわかるように、とにかく客数が多い店舗に導入されているようです。あと実際に確認はとれてませんが、オフィス街などにも導入されているようです。
朝の出勤ラッシュに手渡し対応はたしかに大変ですからね。お客さん的にも、手渡しというこだわりを貫かれるよりもスピード性を優先された方がいいのかもしれません。
普通のマチカフェと違う点は?
一番の違いは、当たり前ですが自分で淹れるか、店員さんが淹れてくれるかの違いです。わかりきったことのようですが、この差って大きいんですよね。
手渡し式は【エスプレッソ式】で抽出しされたものが提供されます。そしてセルフ式は【ペーパードリップ式】です。セブンイレブンと同じ方式です。
それでは、豆はどうでしょう。セルフ用にブレンド内容を変えたりしているのでしょうか?
こればかりは、外側からはわからないので、店員さんに聞いてみました。すると…。
「通常のマチカフェと共通の豆を使っています」
とのこと。これはちょっと意外でしたね。こだわりのマチカフェですから、てっきりペーパードリップ用の豆も焙煎してるか思いました。
導入台数とコストが吊り合わないということでしょうか。残念(笑)
でも逆に考えると、エスプレッソ抽出とペーパードリップ抽出を、同じ豆で味の違いが楽しめるということです!
となると善は急げ。抽出の方法によって、味の違いなどを確認すべく実際に試してみましょう。
セルフ式マチカフェコーヒーの買い方・淹れ方
と、その前に、買い方を簡単にご説明しておきますね。
通常と同じように、レジで「マチカフェのブレンドコーヒーください」と注文します。私の行ったお店には、セルフと店員さんが淹れるマチカフェと両方あったので、「セルフですか?お淹れしますか?」と確認されました。(ちょっと新鮮!)
セルフの場合は「セルフ」、淹れてもらう場合は「淹れてください」とお願いするとOKです。セルフの場合は紙コップを渡されるので、レジ近くのマシンで自分で抽出します。
今回は飲み比べをするので、セルフと店員さんに淹れてもらうのを一つずつ頼みました。店員さんが淹れてくれている間に、自分も抽出します。
これが今回お世話になる、セルフマシンです。セブンイレブンのマシンと変わらないぐらい、シンプルな作りですね。
買い方や抽出の仕方についての説明書きがありました。セルフ初心者も安心です。
メニューはホットとアイスのコーヒーのみ。サイズも2種類のみの対応です。カップを中に入れて、抽出したいボタンを押すとスタートします。
早速抽出スタート! ……あれ?豆を挽く音がしません。無音です。でも稼働はしているし…。まさかお湯しか出ないのでは……?
心配に待つこと約40秒。ちゃんとコーヒーが出来上がってました。静音仕様なんでしょうか(^_^;)
同じようなタイミングで、店員さんが淹れてくれたコーヒーも出来上がっていました。
いざ実飲・味の違いは?
それでは、いただきます!
どっちがどっちか、わかりますか?実はこの時点で、見た目に差があるのがわかります。どこでしょう?( ̄▽ ̄)フフフ…
それは、店員さんが入れてくれた方には、細かな泡が載っています。この写真でいうと、左側ですね。でも、この泡の有るか無しかは、味には関係ないと思われます(たぶん)。
では、淹れたてをいただきましょう。まずは普通のブレンドコーヒーから。
まず一口。うん、苦い!熱くてまともに飲めない!ので、味もよくわからない!もう少し放置してから飲むことにします。
冷ましてる間に、セルフのコーヒーを一口。……うん、苦い!こちらも熱いので放置。うーん、まともなレビューができるか不安になってきました……。
ところが、冷ましたことで味の違いがはっきり出てきたのです!
数分後、ぬるまったコーヒーに再度口をつけました。すると……普通のコーヒーの方は先ほど同様に苦味が強く出たのですが、セルフのコーヒーは酸味のほうが強いように感じます。セブンイレブンのコーヒーも、苦味が弱いイメージでしたが、似たような味わいですね。飲みやすいです。
そして、不思議なのですが、同じ時間置いておいたのにセルフのほうが、よりぬるく感じます。抽出直後は同じだったように感じましたが。朝の忙しい時間に飲むなら、セルフのほうがすぐ口をつけられていいかもしれませんね!
飲み終えてから、ふと見るとマシンの横にこんなPOPを発見。
マチカフェ……エクスプレス!?なんかかっこいい名前がついてますね。抽出方法の違いや、味の違いについても説明されていました。通常のマチカフェとは別物、という認識でいいんでしょうかね。
店員さんに聞いてみた!
取材に協力していただいたお店の店員さんに、話を聞いてみました。
A.「セルフにしますか?」とお客様に伺うと「店員さんが淹れてくれるのがローソンの良いところでしょ」と言われることがあります笑。ありがたいことです。
しかも、1人2人ではないそうです。時間帯にもよるけれど、手渡しのほうが多いとのこと。やはり、手渡しコーヒー=ローソンというイメージが定着しているのですね!
A.どちらの味も好きです!抽出方法によって味が違うので、気分によって変えています。
これは両方取り扱いがあるお店の利点ですね。飽きなくていいかも。
お忙しい中、ありがとうございました!
まとめ
マチカフェコーヒーの2つの違いについて、おわかりいただけたでしょうか。苦みが強いエスプレッソ抽出と、飲みやすいドリップ抽出という違いがありましたね。
それにしても、抽出方法がドリップかエスプレッソかで、ここまで味が違うとは驚きでした。改めて、コーヒーって奥が深いですね!
もしあなたが行くローソンに、通常のマチカフェの他にセルフマシンがあったなら。試しに飲み比べてみてください。
いろいろな発見があるかもしれませんよ!
コメント
香りの事は書かれていなかったのですが、どうでした? いつも行くコンビニだけに、気になるなぁ。