人食いバクテリアの正体や予防法〜初期症状や感染原因 病院の治療法は?

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「人食いバクテリア」

アニメやSF映画の題材のような架空の生物のようなネーミングで、どこか現実味のない存在に思えますが、そうではありません。

現在、日本においても非常に脅威になりつつあるこの「人食いバクテリア」の正体や感染の予防法、初期症状や感染原因などについて調べてみました。

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人食いバクテリアの患者数が過去最多

「人食いバクテリア」とも呼ばれる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者数が442人となり、過去最多になったことが分かりました。

 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、「A群溶血性レンサ球菌」という細菌に感染することで引き起こされ、手足の筋肉が急激に壊死し、多臓器不全などになることがあります。致死率は、およそ30%で、「人食いバクテリア」とも呼ばれています。

 国立感染症研究所によりますと、今年の患者の数は今月13日までで442人にのぼり、調査を始めた1999年以降で、最多となりました。都道府県別では、東京が60人、神奈川が48人などとなっています。

 細菌が一部の人で劇症化する原因はわかっていませんが、厚生労働省は予防には手洗いや、傷口を清潔にすることが、有効としています。
出典:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2921348.html

人食いバクテリアの正体とは

この「人食いバクテリア」は、正式名称を「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」というそうです。「人食い」というと、モンスター生物のような印象も受けますが、実際は病気の名前として使用されています。

名前にある、「劇症型」と「溶血」は、以下のような症状を指します。

劇症型(げきしょうがた)

    著しくひどい症状になる病気の名前の先頭に、注意喚起の意味で付けます。

溶血(ようけつ)

    破壊された赤血球から外へ、酸素を運ぶヘモグロビンが漏れてしまう状態。体内の細胞に酸素が運ばれない状態を指します。非常に危険な状態。

この2つの言葉だけでも、その症状の危険さがよくわかります。

人食いバクテリアの感染原因と予防法

怪我 傷口

もっとも有力視されている感染原因(感染経路)は、傷口からの感染です。専門の医師は、手足の小さい傷や水虫部分にまで注意をするよう促しています。

また、飲食物などの口からの感染、飛沫感染、接触感染も、傷口からの感染ほどではないにしろ、報告されていることも事実。マスクの着用や、うがいと手洗いを励行されても、正直まったく安心できません。ただ、普段注意できることは、そういった基本的なことをきちんと行う他にはないようです。

人食いバクテリアの初期症状

国内でも年100~200もの人がこの「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の病気にかかり、その内の約30%が死亡していると発表されています。

「レンサ球菌」は複数の種類があります。

  • A群溶血性レンサ球菌
  • B群溶血性レンサ球菌
  • C群溶血性レンサ球菌 など

常在菌(じょうざいきん)と呼ばれる菌で、人の皮膚にも普通に存在します。このレンサ球菌そのものは、非常に弱い菌らしく、感染しても体調に変化を起こさない例も多く、起こしたとしても喉の炎症や肺炎といった症状で、一般的な治療法で回復します。

レンサ球菌(特にA群溶血性)が何らかの出来事をきっかけに、「人食いバクテリア」に変化するといわれています。

初期症状

初期症状として代表的な物を挙げておきます。

  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 筋肉痛
  • 血圧の低下
  • 下痢、嘔吐
  • 皮膚の腫れ、水ぶくれ

どれも風邪やインフルエンザの初期症状と重なるものばかりです。皮膚の腫れや水ぶくれや、下痢、嘔吐ともなると異変にも気づけそうですが、それ以外は判断が難しそうです。初期は手足の腫れが見られ、時間とともに全身の局所的な腫れに変わっていくようですね。

いずれにせよ、早期に病院で診てもらうのが、一番なのかもしれません。

病院は何科?治療法は?

検査 手術 レントゲン

状況にもよりますが、皮膚などの外的な症状がない場合は、やはり内科で相談するのが最初のようです。その後、血液検査や細菌検査、レントゲンやCTスキャンなどの画像検査などで検査が行われます。

菌を切除しなくてはなりませんので、治療は手術となります。手足が壊死している場合は、切除して感染範囲の拡大を阻止する以外の手段はないそうです。意思は苦渋の決断により、切断手術をします。

まとめ

A群溶血性レンサ球菌という原因菌が「常在菌」であること。そして、A群溶血性レンサ球菌が「人食いバクテリア」に変化する原因がわかっていないこと。

年々増加傾向にある高い致死量にもかかわらず、原因がわかっていないところが非常に恐怖です。

傷口を衛生に保たなければいけないことは誰でも知っていることですが、今までより一層の注意が必要ですね。

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